ピアノを習い始めるきっかけは、いろいろとあると思います。
自分で「習いたい」と思う人、親やお友達に薦められた人、とりあえず「やってみようかな」
と思う人。
きっかけは、何でもいいのですが、前にも書いたように、始めた以上はなるべく
長く続けることが大切です。
長く続けるには、自分の意志と努力が大切ですが、先生の教え方も大切だな~と、思ってます。
中学生の男の子H君は、中1の秋に初めて習いに来ました。
ブラスバンド部に入ったので、ピアノも少し弾けるようになれば。。。との事でした。
初めは、基本のテクニックとバイエルと好きな曲から、始めました。
H君は、初めてのわりに、指も動くし、音楽が好きなこともあって、すんなりと弾けるようになります。
でも、中学生の男子。今は中2病と言われるお年頃で、細かいテクニック的な事や、楽典の説明を
始めると、とたんに寝むくなって、聞く耳を持たなくなってしまいます。
今までは、何とか上手に弾けるようにしたい!!と私の思いが強くて、嫌な思いをさせてしまったりしたと思います。
私にも、高3の息子がいて、細かいことを言うと、うっとおしがられます。 😆
生徒は一人一人違って、個性もいろいろ、「同じ教え方ではいけない。」とわかってはいたものの、
「私のおしつけ」になっていたのかもしれません。
今日は、たくさんの話しをして、出来る範囲で、ゆっくり譜読みをして、レッスンを進めました。
すると、笑顔が見えて、私も嬉しくなりました。
日々、ピアノを教えることだけではなく、生徒さんとのコミュニケーションの取り方も大切に、
精進していきたいと思います。 😳 生徒さんたちが、少しでも長く続けられるように・・・