続けること

11月半ばが過ぎてますが、日中は暖かく、気持ちが良いです。

10月末に、娘の高校の文化祭が行われました。オンラインがメインでしたが、推薦演奏と有志演奏は、出演者の家族のみホールで聴くことができました。高校生たち、みんな素晴らしい演奏で、懐かしい想いと若い子たちのエネルギーに満ちた演奏を聴き、エネルギーをもらいました。来年は、対面で文化祭が開催できることを願います。

そして、昨日は武田真理先生門下の一つ下の後輩のデュオコンサートを観に、検見川浜へ出かけてきました。彼女たちは、卒業以来毎年、何らかの形で演奏会を開催していて、そのパワーにも関心。子育て中も、途切れることなく毎年。。。本当に素晴らしいです。

以前も書いたと思いますが、私の周りには本当に素晴らしい方たちがたくさんいて、今、私がピアノを続けてられるのもその方たちの影響をたくさん受けてるからだと思ってます。そして、最近の私の挑戦は「シューマン」??

娘が、最近シューマンの「アベッグ変奏曲」を練習していて、なかなか苦労してます。。。「シューマンとはお友達になれない・・・」と言っていて、「じゃあ、ママも、シューマンに挑戦してみようかな」と思い、始めたのが「幻想曲 作品17」♪  ほんとに、なかなかお近づきになれません(;’∀’) いろんな要素がたくさん詰まった曲で、それが予測できないまま、前とは違ったフレーズに突入。。。先日レッスンへ行き、先生にアドバイスを頂き、少し整理されてきましたが、まだまだです。でも、学生のころは「あ~めんどくさい」と思っていた作業が、最近は楽しいです。まあ、仕上げの時間が決まってないので、焦ってないからかな?少しづつ、曲を理解して、思ったように弾けるようになることが、とても楽しい。少しづつ、頑張っていきます。

生徒さんたちにも、「弾けるようになる楽しみ」を知ってもらえたら、嬉しいです。

何年たっても。。。

昨日、ピアノのジョイントコンサートがありました。

出演者は、高校時代同じ門下だった先輩と、その先輩がウィーン国立アカデミーで

同じ同門だった仲間だそうです。

それぞれが、演奏活動していたり、大学の講師だったりと活躍している方々です。

演奏も、それぞれの個性が出ていて、同じスタンウェイのピアノを弾いてるのに

音色がまったく違いました。

200人収容の、大きくないホールでしたが、心地よい音色がホール全体に響いていて

久しぶりに、気持ちよくゆったりとした気持ちで演奏を聴かせてもらいました。

そんな気持ちの中の休憩時間、ふと後ろを振り返ると、高校時代の恩師が!!!

当時は、本当に厳しくて、レッスンの前日から食事がのどを通らないほど緊張して

レッスン中も片時も気を抜けない、一言一句先生の言葉を聞き漏らすことのできない

くらいの、緊張感満載のレッスンでした^^

「帰れ!」と追い帰されたり、楽譜が宙を飛んだり・・・

今となっては、笑って話せますが、当時は、高校生ですからね・・・

恐怖でしかなかったです 🙂 

その先生が、いらしたんです!!

思わず、立ちあがって「ご無沙汰してます」と言うのが精いっぱい。

後で、横にいた娘に「ママ、急に背筋がのびて、シャキーン!ってなってたよ!」と

笑われました。

今では、とても穏やかな笑顔でやさしい先生です。

でも、その当時の厳しさがあったからこそ、今の私がいるので、とても感謝してます。

なので、何年たっても、背筋が伸びて「シャキーン」となるのは、当然ですね。

 

 

ピアノとドラム

12月半ば、「OBSESSION」と言う、ピアノとドラムのコンサートへ行ってきました。

ピアニストさんは、三舩優子さん、ドラムは堀越彰さん。

実は、三舩優子さんは、息子つながりでお知り合いになった方で

とっても綺麗で穏やかで、素敵な方です。

以前、丸の内でゴールデンウィークに行われてる「ラ・フォル・ジュルネ」と言う

音楽祭で演奏されてるのを聴かせていただいたのですが、とても素敵で「是非、コンサートホールで

聴きたい!」と思い、早1年半。。。日程がなかなか合わず、やっとやっと行くことが出来ました。

クラシックのコンサートというと、ちょっと堅苦しいイメージでくしゃみするのもためらわれる

感じですが、全くそんな雰囲気はなく、優子さんの1音が響いた瞬間から、客席が一斉に引き込まれ

くしゃみなど忘れ、瞬きするのももったいないと思えるほどの、パフォーマンス。

ドラムのソロに「ブラボー!!」の声が飛び、優子さんのピアノに、息を飲み、あっという間の時間でした。

今回は、2部に「二十五絃琴」とのコラボレーションも。。。

二十五絃琴を見たのも、音を聴いたのも初めてで、とっても勉強になりました。

普通の十三絃の「お琴」は和のイメージですが、二十五絃琴は、まるでハープの様な音色。

まだ新しい楽器だそうで、曲もそれほどないとのことですが、どんどん浸透していってほしい

と思いました。

年末に、素敵なコンサートへ行けて、とても幸せでした。

しっかりと、CDにサインを頂き、娘と優子さんとのツーショット写真を撮って頂き、我が家の家宝です^^

全国いろんなところで、コンサートをされてるので、是非、機会を見つけて

足を運んでいただきたいです。

迫力満点、ピアノだけではなく、ドラムも習いたくなります!!

ちなみに、私の主人、昨年の夏前からドラムを習い始め、地道に練習しております。

夢は、娘のピアノとのセッション?! 😆 

 

音高生

先日、渋谷にあるバイオリン工房のスタジオで、都立芸術高校の有志による

コンサートがありました。

バイオリンとピアノとオーボエ専攻の生徒さん達。

高校2年生ですが、オーラがすごい!!

みんな、コンサートは初めて。。。という生徒さんでしたが、全くそんなことを

感じさせない演奏。

ホールと違って、1mほどしか、客席との距離がないのですが、まったく動じず

どうどうとした演奏でした。

曲も、バッハ・ベートーベン・ショパン・ドビュッシー・スクリャービンなどなど、豊富。

みんな、芸大を目指して猛勉強中で、意気込みが凄い。

難しい曲ばかりでしたが、娘も真剣に観てました。

少しでも、今後のモチベーションになってくれると嬉しいですね。

私が高校生の頃とは、本当にレベルが違います。

コンクールの演奏を聴いていても、小学生の低学年から、本当に良く練習して弾きこんできてて

ビックリです。賛否両論あって、小さい頃から、教え込むことに疑問を持つ先生もいますが

それだけ頑張れる子供たちが居るから、先生達も、「もっと・もっと」と思うのかな?

教え方は様々ですが、とにかく、生徒さん達自身が、目標を持って練習して行けるよう

私達指導者も頑張らなくてはいけません。

夏休みも、あと1日。

私も、2週間お休みさせてもらい、今週から通常レッスンに戻りました。

芸術の秋!!たくさんの音楽を聴いて・演奏して、レパートリーを増やしましょう^^