大切なこと

昨日、娘のお友達のピアノの発表会へ行ってきました。

意外と夏は、ピアノやバレエの発表会が多いですね。私の中では、

発表会と言うと、秋のイメージだったのですが・・・

他の先生主催の発表会を観に行くと、良い面も悪い面も学ぶことができます。

昨日は、再認識したことがありました。

一見、大きなミスもなく、指も回っているように聞こえますが、皆

ピアノを鳴らすことが出来てません。スタンウェイのピアノだったのですが

普通は、頑張らなくても良い響きがでる楽器なのですが、全くピアノの音色が

聞こえてこないんです。それは、指の支えが出来てないので

しっかりと最後まで打鍵が出来てないんです。だから、一見、立派なピアノなので

綺麗に弾けてるように聞こえるのですが、音が響いてこないんです。

いつも言ってますが、ピアノを楽しむには、まず基本が大切!!基本中の基本が

指をしっかりと支えられる形と姿勢だと思います。

基本を教えることは根気と時間が必要ですし、生徒さんにとっても試練だと思います。

でも、これができてこそ、今後のピアノの練習が楽しくなるか?きらいになるか?

だと思います。

「アンプレセ」の発表会は、来年3月を予定してます。よい演奏ができるように

頑張っていきましょう!!

 

 

 

ベートーベン

先日の日曜日、「題名のない音楽会」でピアニストの實川 風(かおる)さんが

ベートーベンの「ワルトシュタイン」を弾いてるのを聴いて、突然

「ベートーベンが弾きたい!」と思った私。昔の楽譜を引っ張り出して

「テンペスト」を弾いてみました。

すると、指が自然と音の方へ向かっていくんです。何十年ぶりなので、上手くは

弾けませんが、何も考えずに指が勝手に動く・・・これは、高校生の頃に、

必死に練習をし、本番を経験した曲なので、体が覚えているんです。

しかも、あのころの「レッスン風景」や「高校生活」「ピアノに対する思い」

などが、思い出され、思わず弾きながら涙がでてきました。

あのころは本当に先生が厳しかったです。前日から緊張して夕飯が喉を通らなかったり、

足は蹴られる、楽譜は空を飛ぶ。。。今では、考えられません。

でも、それが今となっては、懐かしい思い出。当時では考えられないです。

昔流行っていた曲に、その頃の思い出がよみがえることがあると思いますが、

私にとって、ベートーベンが「高校生の思い出」のようです 🙄 

新しい曲もいいですが、時間のあるとき、少しずつ「古典派」を思い返して

練習したくなりました。

 

 

 

バレエ

週末、ご近所の方のバレエの発表会を見に行ってきました。

バレエは、ピアノと違い聴覚からだけではなく、視覚からも音楽を捕えることが

できるので、とても分かりやすいと思います。

知らない曲でも、踊りと照明でストーリーを理解できるので、飽きませんね。

ピアノと違い、学年が上がれば上がるほど、踊りが様になっていき、

目に見えて上達がわかるので、習わせてる親も嬉しいと思います。

そして、なにより凄い!と感じるのが、バレエは、ほとんどが大ホールで行われるので

あの大きなステージで、堂々と音楽を表現するのは、並大抵の度胸ではできないと

思います 😯 

私は、子供の頃、「バレエを習いたい」と言ったのですが「ピアノを辞めるならいいよ!」と

言われ断念。

でも、バレエとピアノは相乗効果があると思うので、娘には両方習わせてます。

バレエの表現力は、口で教えても身に付きません。練習をする中で体で覚えて行きます。

ピアノでうまく表現できない時、

「アラベスクが決まった時の気持ちで~」なんて言うと、納得出来たり。。。

今回の発表会はモダンバレエだったので、難しいな・・・と感じる部分もありましたが

音楽は万国共通!!いろんなジャンルの音楽を聴いて、観て、音楽力を鍛えて、レッスンに

活かせるよう頑張りましょう♡

連弾会

月に1度のペースで、伊藤先生と武井先生と3人で「連弾会」と称し、

3人で集まって、ピアノの練習をしてます。

今回は、カプースチンの「シンフォニエッタ」の連弾でしたが、練習不足

の私は、2人の先生に迷惑かけ通し~~

連弾やアンサンブルは、一人の練習不足が皆の迷惑になるので、ソロよりも

しっかりと練習して 合わせに臨まなくてはいけないのですが、すっかり

2人の先生に甘えてしまってる私です。

娘には「毎日練習しなさ~~~い!」と言ってるのに、自分がこうでは

いけません。生徒さんにいつも言ってる、「沢山じゃなくていいから

毎日、少しづつ頑張ろうね!」を、私自身、肝に命じなくてはいけないです。

3年連続で、小学校の学校応援団のコーディネーターを引き受けてしまい

バタバタの毎日ですが、練習時間を見つけて、頑張らなくてはいけません。

 

 

 

楽しい^^

昨日のレッスンの事。

玄関を入ってくるときは「あれ~~?今日はピアノモードではないかな~?」

という雰囲気だったH君。

でも、ピアノの前に座ると「ここまで練習してきました!」

と自信満々。

「うん、ちゃんとできてる!!でも、ここの音と、こっちのリズムが違うから、考えてみて!」

と指摘。

お年頃のH君なので、指摘されるとテンションが下がってしまうこともしばしばなのですが、

昨日は違いました。

「あれ~?音はわかるけど、リズムがよくわかんないな~」とやる気モード。

リズムの説明をし、ゆっくり一緒に練習をし、出来るようになると、ますますやる気!

その後は、学校や曲の話しなどをレッスンの合間に入れながら、気づくと1時間越え~~~

「あ~今日のレッスンは楽しかった!」と一言。

私も楽しかったよ^^

自分で一生懸命に取り組もうとすると、自然と楽しくなるんだよね。

これからもがんばろうね♪

反省

ピアノを習い始めるきっかけは、いろいろとあると思います。

自分で「習いたい」と思う人、親やお友達に薦められた人、とりあえず「やってみようかな」

と思う人。

きっかけは、何でもいいのですが、前にも書いたように、始めた以上はなるべく

長く続けることが大切です。

長く続けるには、自分の意志と努力が大切ですが、先生の教え方も大切だな~と、思ってます。

中学生の男の子H君は、中1の秋に初めて習いに来ました。

ブラスバンド部に入ったので、ピアノも少し弾けるようになれば。。。との事でした。

初めは、基本のテクニックとバイエルと好きな曲から、始めました。

H君は、初めてのわりに、指も動くし、音楽が好きなこともあって、すんなりと弾けるようになります。

でも、中学生の男子。今は中2病と言われるお年頃で、細かいテクニック的な事や、楽典の説明を

始めると、とたんに寝むくなって、聞く耳を持たなくなってしまいます。

今までは、何とか上手に弾けるようにしたい!!と私の思いが強くて、嫌な思いをさせてしまったりしたと思います。

私にも、高3の息子がいて、細かいことを言うと、うっとおしがられます。 😆 

生徒は一人一人違って、個性もいろいろ、「同じ教え方ではいけない。」とわかってはいたものの、

「私のおしつけ」になっていたのかもしれません。

今日は、たくさんの話しをして、出来る範囲で、ゆっくり譜読みをして、レッスンを進めました。

すると、笑顔が見えて、私も嬉しくなりました。

日々、ピアノを教えることだけではなく、生徒さんとのコミュニケーションの取り方も大切に、

精進していきたいと思います。 😳  生徒さんたちが、少しでも長く続けられるように・・・

 

昨日から・・・

発表会後、昨日が初レッスンでした。

年長さんから家に来てくれてるMちゃんのレッスンがあったのですが、

ずっと、キーボードで練習をしていたMちゃんの家に、発表会の1週間前に

アップライトのピアノが届きました。

とっても嬉しかったのか、最後の1週間で、ぐんと上手に弾けるようになり

なかなかできなかった、3和音のつかみが出来るようになりました。

そして、昨日のレッスン。6月のステップに参加予定で、曲は渡してあったので

「どれくらい譜読みできたかな~?」と思ってると、なんと、2曲共、両手で

ミスなく弾けるようになってました。すごい!!

あとは、ここに表情を付けて、テクニック的なことも練習して仕上げて行きます。

まだ2か月あるので、「他の曲を進めながら、じっくりと仕上げて行こうね!」と

約束をしました。

本物のピアノが届いて、ますますやる気になってくれたことが、とても嬉しいです。