大敵

暖かくなったり、寒かったり 毎日目まぐるしいですね~

こうやって、だんだん春に近づいていくのでしょうが、先週末辺りから、私は目のかゆみと鼻のムズムズが始まりました。

本当に重症の方がいる中で、私は、まだ薬を飲めば落ち着くので、ましなのかもしれませんが、それでも憂鬱です。

生徒さんの中にも、「目がかゆい~」「くしゃみがでそう~」と辛そうにしてる子もいて、同じ悩みを共有してます 😆 

ピアノを弾いてると、突然鼻水が出てきたり、そのせいで、集中できなかったり、目がかゆくて、瞬きが多くなったり・・・

医療がこんなに発達してきているのに、なぜ、花粉症は解消できないのか? 

私は、香港とシンガポールに住んでいたことがあるのですが、その時は、この時期、花粉症になりませんでした。

その代わり、「マンゴーの花粉」とかインドネシアでの野焼きの後に流れてくる「ヘイズ」という、風に流れてくる煙で

花がムズムズしてましたが(;’∀’) まあ、ヘイズのほうが、体に悪いと思いますが、私は体感として、杉花粉のほうが、

長くて辛いです。

私は、杉が終わると、6月ごろに、大陸から流れてくる黄砂、秋にはブタクサ・・・と季節ごとに、何らかの目に見えない物体と戦

ってます。

気休めかもしれませんが、甜茶やヨーグルト、しそ・・・などなど、花粉症に効く!というものは、一通り試しながら、この時期を

乗り切っていきたいと思います。

レッスン中、空気清浄機を最大で稼働させて、うるさいかもしれませんし、くしゃみしたり、声が出なかったり、鼻をかんだ

りすると思いますが、「先生、戦ってるんだね~」と見守ってくださいね 😀 

花粉症の生徒さんも、一緒に乗り切りましょう!!

2018年

今年もあと数時間で年を越します。

毎年、「あっという間の1年でした」と書いてるように思いますが

本当に今年もあっという間に過ぎ去りました。

きっと、毎日が充実してる証拠なのでしょう。

子供たちは、本当に毎日忙しい生活をしてますよね。。。

わが子たちも同じなので、生徒さんたちの大変さはとても理解できます。

その忙しい中で、どうやってピアノの練習に取り組んだらいいのか?を毎回お話ししてきたと思います。

それぞれピアノのレッスンに対する考え方も違いますし、得手不得手があるので、みんなが同じよう

に上達することは難しいですが 今できなくても、毎日こつこつと練習した成果は、必ず実ります。

生徒さんそれぞれに合わせて、練習方法やお家でやってきてほしいことをノートに書いてあるので、

練習の時はそのノートを見ながら少しづつ取り組んでください。

ピアノは小さい時にいかに練習したかで、大きく

なってからの伸びが違ってくると言います。

だから、今成果が見えなくても、続けていれば、必ず実ります。

それを信じて、頑張ってください。

私も、一生懸命にみなさんのサポートをしていきます。

私の生徒さんには 「冬休みの間に発表会の譜読みをしっかりとすること」を課題にしてます。

これができていると、年明けのレッスンがとても有効に使えます。

ということは、3月の発表会の仕上がり具合も、ぐんと違ってきます。

学校の宿題もあると思います。おじいちゃんおばあちゃんのお家へ行くこともあると思います。

でも、その合間を縫って頑張ってください。

新年、皆さんの笑顔に会えることを楽しみしてます!!

最後になりましたが、今年も、生徒さんとその保護者の方には、大変お世話になりました。

至らないところも多々あると思いますが、生徒さんたちの成長のお手伝いができるよう頑張っていき

たいと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

新たに。。。

長いと思っていた夏休みも、残り1週間ですね。レッスンも2週間の夏休みを終え

昨日から、通常のレッスンが戻ってきました。

その間に、私は、18年ぶりのソロの本番を経験しました。

毎年、アンプレセの発表会で連弾は演奏してますが、一人でステージに立つのは

久しぶりで、「出てみない?」と誘われた時は、躊躇しましたが、思い切って出演させて

もらって、娘の先生には感謝してます。連休明けから、必死に練習しました。

始めは、指が思うように動かず、「本当に仕上がるのか?」と不安になった時もありましたが、

レッスンをしていただくたびに、思い出すことも多々、あたらしい発見も多く、凄く良い勉強に

なりました。

本番も、思ったほどは緊張しませんでしたが、体は緊張していたようで、翌日、全身筋肉痛でした^^

でも、演奏後の爽快感は、辞められないですね。頑張った後の「ご褒美」がこの爽快感だということも

思い出しました。先生から、「教えるだけでは気付けないことがあるから、弾いた方がいいよ」と言われ

すごく納得できました。学生の時のようには行きませんが、少しづつ自分の練習も続けて、また機会があれば

ステージで演奏出来たらいいなと思ってます。

そして、先週末は、家族で伊豆へ旅行へ行ってきました。

来月から、1年間のイギリス留学へ行く長男も一緒に、美味しいお料理、絶景、最高の温泉で日本を

満喫してきました。

そして、昨日から、通常のレッスン。

新たな気持ちで始まりました。来年3月21日には 第27回 アンプレセピアノ発表会も決まりました。

発表会へ向けて、どんどんブラッシュアップしていきましょう!!楽しみ・楽しみ♪

 

 

 

8月8日

いきなりですが、今日8月8日は何の日かご存知ですか?

「末広がりの日」とか「葉っぱの日」など、ありそうですが、音楽にちなんでいうと

「鍵盤の日」です♪

?マークの方、ピアノの前に座ってみてください。

ピアノの鍵盤は、88鍵あります。なので、今日は、鍵盤の日。

今日レッスンへ来た小学2年生の生徒さんに話すと、すぐに鍵盤の数を数えてました。

「ほんとだ~すごい!」とニコニコ^^

 さて、夏休みも3分の1が過ぎましたが、ピアノの練習の方はいかがでしょうか?

普段もそうですが、学校の宿題は忘れずにこなしてるようですが、ピアノの宿題は

どうしても忘れがちに・・・

夏休み中は、スポーツにおいても、「伸びる時期」と言います。

ピアノも同じです。練習した分必ず成果がでます。なので、のこり3分の2の夏休みを、学校の宿題の

延長線上にピアノの練習も入れてください。

先日、私も久~しぶりにピアノのレッスンを受けてきました。

自分の中では、一生懸命練習をして先生の所へ伺ったのですが、緊張して、弾きながら頭の中が

運動会!!どこに集中したらいいのか?何を気を付けるのか?まったくわからなくなり

ぼろぼろ・・・先生に「そんなに頑張りすぎなくていいよ!」と言われてしまいました。

ゆっくり丁寧に指導していただき、曲の整理もでき、また頑張ろう!と言う気持ちで帰ってきました。

生徒さん達には、「力入れないで~」「集中して~」「打鍵甘くならないで~」など注意してますが

実際、自分が先生の前で演奏すると、こんなに混乱するものか?と改めて思いました。

ピアノを弾くということは、ありとあらゆる神経をいろんな場所へ集中させてると言うことを、今さらながら

気付いたレッスンでした。

先生の一言で、今月1曲ですが15年ぶりにソロを演奏することになり、必死に練習する毎日です。

本番、どうなってしまうのか、想像ができませんが、とにかく楽しいです。

私自身が楽しく演奏できるということが、生徒さんを教えることにも良い効果が出るのかな?

と思ってます。頑張ります!!

 

講習会

先日、電子ピアノの講習会へ行ってきました。

個人的には、電子ピアノは好きではありません。

ピアノを勉強するなら、アコースティックピアノを使うのが一番。

でも、住宅事情や様々な事情で生徒さんの半分くらいは、電子ピアノで練習しています。

最近の電子ピアノは、出始めのころと比べると、音もタッチも良くなってはいます。

でも、やっぱり電子は電子。。。アコースティックピアノには勝てません。

そして、やっぱり電子ピアノで練習してる生徒さんの伸びは、良くないです。

講習会へ来ていた他の先生方みんなの意見です。

でも、電子ピアノで練習するしかない生徒さんを少しでも、伸ばしていきたいと思い、

講習会へ参加してきました。

電子ピアノで練習していると苦手になってしまうことは、いろいろありますが、私が気になる事は

「指や手の形がなおらない」です。一番基本的な部分です。

これが出来ないと、タッチが弱く、タッチが弱いために、スタッカートや強弱がそしてレガートも上手になりません。

電子ピアノは、打鍵後、コンピューターで秒刻みに階段状に音が消えて行くようにインプットされてるらしく

自然な消音が出来ません。そのために、打鍵後に響いてくる自然な音を聴くことが出来ず、表情が乏しくなります。

出来ないことを挙げていくと、きりがありませんが、もう一つ、ボリュームを下げてヘッドフォンで練習をしていると これらが

全く出来なくなります。

そして、レッスンの時も、生の音が大きく感じて、ついつい弱い音を出そうとしてしまいます。

それを解消したくて、私は、生徒さんにいつも、テクニックの練習の時や譜読みの段階の時、フォルテで指を一本一本あげて

下ろすという、昔ながらの練習方法を伝えてました。

今では、どちらかと言うとやってはいけない練習方法だそうですが、仕方がありません。

でも、それをするようになり、少しづつ生徒さんの指の形や動きが良くなってきてるので、続けてました。

すると、講習会で「指あげ練習をさせてください」と言っていて、「私の言っていたことが間違ってなかった」

と安心しました。

本当は、皆さんにアコースティックピアノで練習してもらいたいのですが、難しいと思うので、

生徒さん達も、家での練習の時に、「一本一本の指を意識して動かし、力を入れず、指を上げて下ろす」

「電子ピアノのボリュームを最低でも、最大の7割の音量にして練習をする」を心がけてみてください。

出来る範囲で、最大限の練習をしていくことが大切だと思います。

これが、弾きたい曲を弾けるようになる、一番の近道です。

 

 

何年たっても。。。

昨日、ピアノのジョイントコンサートがありました。

出演者は、高校時代同じ門下だった先輩と、その先輩がウィーン国立アカデミーで

同じ同門だった仲間だそうです。

それぞれが、演奏活動していたり、大学の講師だったりと活躍している方々です。

演奏も、それぞれの個性が出ていて、同じスタンウェイのピアノを弾いてるのに

音色がまったく違いました。

200人収容の、大きくないホールでしたが、心地よい音色がホール全体に響いていて

久しぶりに、気持ちよくゆったりとした気持ちで演奏を聴かせてもらいました。

そんな気持ちの中の休憩時間、ふと後ろを振り返ると、高校時代の恩師が!!!

当時は、本当に厳しくて、レッスンの前日から食事がのどを通らないほど緊張して

レッスン中も片時も気を抜けない、一言一句先生の言葉を聞き漏らすことのできない

くらいの、緊張感満載のレッスンでした^^

「帰れ!」と追い帰されたり、楽譜が宙を飛んだり・・・

今となっては、笑って話せますが、当時は、高校生ですからね・・・

恐怖でしかなかったです 🙂 

その先生が、いらしたんです!!

思わず、立ちあがって「ご無沙汰してます」と言うのが精いっぱい。

後で、横にいた娘に「ママ、急に背筋がのびて、シャキーン!ってなってたよ!」と

笑われました。

今では、とても穏やかな笑顔でやさしい先生です。

でも、その当時の厳しさがあったからこそ、今の私がいるので、とても感謝してます。

なので、何年たっても、背筋が伸びて「シャキーン」となるのは、当然ですね。

 

 

いよいよです

3月も半ばを過ぎ、来週の水曜日(春分の日)は発表会です。

明日で、発表会前のレッスンは終わり、週明けは、発表会を想定して

順番に演奏してもらいます。

発表会では、普段の練習してる曲よりも、難しめの曲に挑戦してもらってますが、

みんな良く頑張ってくれたと思います。

後5日間は、通しばかりを何回も弾き続けるのではなく、楽譜をみながら

ゆっくりしっかりと丁寧に弾いてみてくださいね。

ここへきて、暗譜が不安になったり、今まで何でもなかったところが

急に弾けなかったりすることもあります。でも焦らず、落ち着いて

練習することが大切です。

実は、私も本番前になると、指が急に回らなくなったり、暗譜を忘れてしまったり

することがありました。その時に、先生に「まず、楽譜をきちっと見て、ゆっくり

フォルテで練習してみて!」と言われてました^^

焦って、テンポ通りに何回も何回も弾くと、かえって悪くなるばかり。

ゆっくりしっかり弾くことで、もう一度頭の中に、楽譜を入れなおしてみると

安心するものです。これは、私で実証済みですので、万が一、上手く弾けない時は

試してみてください。

まあ、崩れないことが一番ですので、この3か月間、一生懸命練習してきたことに

自信を持って、本番を迎えてください。

3月21日、皆さんの演奏を楽しみにしてます。

 

 

 

レッスンノート

更新がまたまたお久しぶりになってしまいました。

その間に、季節は冬モード?あっという間に寒くなりましたね。

先週のレッスンくらいから、発表会の曲を生徒さんに渡し始めました。

幼稚園・小学校低学年の生徒さんは、急激に上達したりするので、もう少し

様子を見て、曲を決めて行きます。

さて、私の生徒さんには自分の好きなノートを1冊用意していただき、毎回レッスンの時に

次までの課題や練習方法などを書いてます。

家でそれを見ながら練習をしてもらい、いつ練習できたのかも記入できるようにしてます。

でも、それを十分に活用してくれてる生徒さんと全く見ない生徒さんがいて、やはり活用してくれる

生徒さんの上達は早いです。ノートを見れば、私も生徒さんの毎日の練習状況がわかるので、

その日のレッスンの仕方やアドバイスの与え方がすぐに把握でき、レッスンを有効に使うことが出来ます。

そして、次までの家での課題も、レッスンの状況に応じて考えられます。

学校でも、「連絡帳」がありますよね?

今日の宿題や、持ち物などを書いて、それを見ながら翌日の準備をします。

みんな、学校の宿題は「やらないといけないから、やる」と言いますが、ピアノの宿題も

習ってる以上は「やらなくてはいけないもの」です。

レッスンノートは、練習のときに、必ず見なければならないもです。

これから3月の発表会の練習が始まります。自分の最高の演奏ができるように、レッスンノートを

しっかりと活用して、しっかり練習していきましょう!!

 

オープンキャンパス

この週末は、秋らしい爽やかな気候でしたね。

土曜日に母校である東京音楽大学のオープンキャンパスへ行ってきました。

東京音大へは、卒業後、何回かは行ったことはあったのですが、長男を産んでからは

初めて。池袋から歩くのですが、景色がすっかり変わってしまい、校舎も新しく建て替えられたり

増えてたり、私が通っていた時とは、まったく違いました。

お蔭で校門からキョロキョロ。。。受付後も、何処へ向かったらいいのか、同じところを

うろうろしたり、かなり挙動不審でした。

でも、やっぱり落ち着く環境。一緒に行った娘は、歌いながら歩く人や手を指揮のように動かしながら歩く人、

あちこちから聞こえてくる、歌の声、ピアノの音、バイオリンの音・・・いろんな音が交差してる

環境に少し驚いてました。でも、これが普通の日常・・・

本当に懐かしかったです。そして、一番の感動は、私のピアノの恩師の武田真理先生にお会いできたこと。

会ったときは、分からなかったようですが、旧制を名乗ったらすぐに思い出してくれあれこれ、話題がつきず。。。

本当は、娘のワンポイントレッスンで伺ったのですが、レッスン時間の半分がお話で過ぎてしまいました。

でもさすが、武田先生。ほんの少しの間に、娘のピアノが見違えるほどに!!ちょっとしたアドバイスで

こんなにも変わるものです。魔法のお言葉。レッスンの仕方も参考になりました。

娘のピアノはまだまだのところにいますが、私の生徒さんはもっともっと発展途上。 🙁 

簡単には、ぐん!と上達できるところにはいませんが、先生の指導の仕方で、変わることはわかってます。

それを、上手に導き出せるように、私が更に努力をしなくてはいけないですね。

でも、先生のアドバイスの前に、最低限の練習はして来てほしいです。^^

20年ぶりの再会でしたが、昔のままの先生で、本当に嬉しかったです。

 

 

 

 

あと2週間

もう一か月以上も前の事ですが、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。

直木賞と本屋大賞をとった作品で、ずっと「読みたい」と思いつつ

500ページもあるハード本。電車の中で読むには、持ち歩きが大変。

寝る前にお布団の中で読むには、手がつかれそう・・・と読むのを

先延ばしにしていましたが、ついに読みました。

国際ピアノコンクールが舞台になっていて、そのコンテスタント達のそれぞれの

思いが、コンクールが進むごとにどんどん成長していき、音楽に対する本当の自分の気持ちを

知ることができる。。。

読み始めると、その世界へどんどん吸い込まれていき、言葉だけでの描写で演奏の

違いをこれだけ表現できることに、驚きました。

音楽を知らない人でも、吸い込まれるとおもいます。

さて、夏休みも残り2週間ですね。夏は、とても成長出来る時間なので、遊びや宿題の合間に

ピアノの練習も忘れずに!とお話ししていたのですが、殆どの生徒さんが、

普段よりも練習が出来ていません。

国際コンクールは、誰もが経験できる世界ではないですが、ピアノを練習することは

だれでもできます。練習は、決して楽しい事ではないですし、避けられるものなら

避けたいと思います。「忙しかった」と言う生徒さんが多いですが、15分20分、時間を作る

ことは出来るのではないでしょうか?

自分だけを見てると、「忙しくて、忙しくて大変だ!!」と思いがちですが、周りを見てみましょう!

毎日、朝から真っ黒になってサッカーや野球の練習してるお友達がいます。

みんなと同じ学校や塾の宿題をこなしながら、ピアノやバレエのコンクールに挑戦してるお友達も

います。

「私は、専門家になるつもりはないから」とか「音大へ行かせるつもりはないので」と思ってる

方もいます。

そんなことは、ピアノを習ってる以上は関係ないと思います。「大学へ行くつもりはないので、

掛け算は必要ないです」と言いませんよね?^^

毎日、少しづつ、「音を読む」「リズムを読む」「区切って練習する」の繰り返し。

めんどくさがらず、丁寧に練習することが大切です。

夏休みの残り2週間、毎日時間を決めて練習してみてください!!

絶対に上達するので・・・そして、この根気が、将来の自分に活きてくると思います。