何年たっても。。。

昨日、ピアノのジョイントコンサートがありました。

出演者は、高校時代同じ門下だった先輩と、その先輩がウィーン国立アカデミーで

同じ同門だった仲間だそうです。

それぞれが、演奏活動していたり、大学の講師だったりと活躍している方々です。

演奏も、それぞれの個性が出ていて、同じスタンウェイのピアノを弾いてるのに

音色がまったく違いました。

200人収容の、大きくないホールでしたが、心地よい音色がホール全体に響いていて

久しぶりに、気持ちよくゆったりとした気持ちで演奏を聴かせてもらいました。

そんな気持ちの中の休憩時間、ふと後ろを振り返ると、高校時代の恩師が!!!

当時は、本当に厳しくて、レッスンの前日から食事がのどを通らないほど緊張して

レッスン中も片時も気を抜けない、一言一句先生の言葉を聞き漏らすことのできない

くらいの、緊張感満載のレッスンでした^^

「帰れ!」と追い帰されたり、楽譜が宙を飛んだり・・・

今となっては、笑って話せますが、当時は、高校生ですからね・・・

恐怖でしかなかったです 🙂 

その先生が、いらしたんです!!

思わず、立ちあがって「ご無沙汰してます」と言うのが精いっぱい。

後で、横にいた娘に「ママ、急に背筋がのびて、シャキーン!ってなってたよ!」と

笑われました。

今では、とても穏やかな笑顔でやさしい先生です。

でも、その当時の厳しさがあったからこそ、今の私がいるので、とても感謝してます。

なので、何年たっても、背筋が伸びて「シャキーン」となるのは、当然ですね。