急激に寒くなり、慌てて衣替えをしたり、毛布を出したり、でも、天気が悪く
洗濯物が乾かないので、片付けられない。。。と なかなか気が晴れない毎日を
過ごしてます。
ブログの更新も滞ってしまい、気になりつつも日々の生活に追われてます。
今日は、「ふと、気になったこと」を書いてみます。
それぞれの教室の先生から、来年の発表会の日程が決まったことを聞いてると思いますが
2018年、3月21日(春分の日)
サンシティの小ホールで 第26回 アンプレセピアノ発表会を開催します。
そこで、私の気になったことは、発表会後によく、生徒さんのご両親から
「普段、本当に練習しないけど、この子は本番に強いんですよね。。。」と言う言葉。
「本番に強い」ってどういうことでしょうか?多分、そのご両親は、普段は間違ってばかりだけど
本番はミスなしで弾けたことを「本番に強い」と言ってるのだと思います。
でも、私はそれは、「本番に強い」のではなく、ただ単に、「本番で集中して弾いた」
だけだと思います。
普段、150%の練習をしていても、本番で100%の力を出すのは難しいです。
緊張をして、その上家とは違う空気、そして、ピアノも違う。普段通りに弾けることが
とても難しい環境です。
だから、必死に練習をして、自分に言いきかせることが出来るほどの自信をつけて
本番へ挑みます。
それでも、いつもは考えないようなことが思い浮かんだり、「あの部分は大丈夫かな?」
「あ~あそこをもっと弾いとけば・・・」などなど、余計なことを考えがちです。
だから、普段、100%の演奏をしていても、本番では、それ以下になってしまいます。
それでも、普段からしっかり練習していれば、本人にとって100%でなくても
聴いてる人には、ちゃんとその努力が見えます。
でも、普段練習もせず、レッスン中も、目がキョロキョロしたり、時計ばかり気になったり
してる生徒さんは、100%どころか、20~30%ほどの曲の仕上がりです。
なので、本番で、最大限に集中してノーミスで演奏しても、それは、30%の演奏でしか
ありません。
「聴く人が聞けばわかる」とよく、私も言われました。
これから、発表会の曲を選んで、生徒さん達へ渡していきます。
一人一人の性格や、力量に合わせて、先生達は、必死に生徒さん達が今持ってる
最大限の実力を発揮できるよう曲選びをします。
普段のレッスンからしっかり集中して、誰もが「素敵な演奏だったね」と思ってくれるように
頑張ってください!先生達は、そのサポートに徹しますよ^^