先日、何年ぶりでしょうか?サントリーホールへリサイタルを観に行ってきました。
クリスチャン・ツィメルマンという、ポーランド出身のピアニストのリサイタルです。
大人気で、サントリーホールのリサイタルチケットが即日完売!ということもありました。
なかなか、子育てなどで、平日の夜のリサイタルへ出かけることが難しかったのですが、最近では、娘と一緒に出掛けることが
できるようになり、嬉しいです。
娘も、ツィメルマンの大ファンで、楽しみに向かいました。
コートをクロークへ預けることも、地元のホールではないですよね~^^
そこから、すでに緊張感満載!!
会場へ入り、本番を待つ間も、なんだかどきどきしてました。
1部は、ブラームスのピアノソナタ第3番、全楽章。
2部は、ショパンのスケルツォ4曲。
ブラームスのピアノソナタ3番の初めの音が響いた瞬間、別世界へ・・・
こんなピアノの音色を聞いたことがない!と思うほどの音。
娘も、前のめりになって聴いてました。
どうやったら、あんなクリアにどこまでも響いて行ってしまうような音が出せるのか?
ツィメルマン独特の音です。
そして、ペダルの使い方がすごい!!音(響き)に合わせて、小刻みに踏みかえる技。
普通は、足がつるでしょう!!しかも、あそこまで足に気が回りません。(私の場合)
ショパンも、最高でした。文章に書き表せないほどの感動。とにかく、また同じ言葉になってしまいますが、
あんな音は出せません。。。
しかも、家のピアノではどう頑張っても、無理かな~?
いやいや、ピアノのせいにしてはいけませんね。
あの音を目指して、イメージして、ほんの少しでも、近づけるように練習していくしかありません。
毎年、来日してるので、来年も絶対に行きたいと思います。