講習会

先日、電子ピアノの講習会へ行ってきました。

個人的には、電子ピアノは好きではありません。

ピアノを勉強するなら、アコースティックピアノを使うのが一番。

でも、住宅事情や様々な事情で生徒さんの半分くらいは、電子ピアノで練習しています。

最近の電子ピアノは、出始めのころと比べると、音もタッチも良くなってはいます。

でも、やっぱり電子は電子。。。アコースティックピアノには勝てません。

そして、やっぱり電子ピアノで練習してる生徒さんの伸びは、良くないです。

講習会へ来ていた他の先生方みんなの意見です。

でも、電子ピアノで練習するしかない生徒さんを少しでも、伸ばしていきたいと思い、

講習会へ参加してきました。

電子ピアノで練習していると苦手になってしまうことは、いろいろありますが、私が気になる事は

「指や手の形がなおらない」です。一番基本的な部分です。

これが出来ないと、タッチが弱く、タッチが弱いために、スタッカートや強弱がそしてレガートも上手になりません。

電子ピアノは、打鍵後、コンピューターで秒刻みに階段状に音が消えて行くようにインプットされてるらしく

自然な消音が出来ません。そのために、打鍵後に響いてくる自然な音を聴くことが出来ず、表情が乏しくなります。

出来ないことを挙げていくと、きりがありませんが、もう一つ、ボリュームを下げてヘッドフォンで練習をしていると これらが

全く出来なくなります。

そして、レッスンの時も、生の音が大きく感じて、ついつい弱い音を出そうとしてしまいます。

それを解消したくて、私は、生徒さんにいつも、テクニックの練習の時や譜読みの段階の時、フォルテで指を一本一本あげて

下ろすという、昔ながらの練習方法を伝えてました。

今では、どちらかと言うとやってはいけない練習方法だそうですが、仕方がありません。

でも、それをするようになり、少しづつ生徒さんの指の形や動きが良くなってきてるので、続けてました。

すると、講習会で「指あげ練習をさせてください」と言っていて、「私の言っていたことが間違ってなかった」

と安心しました。

本当は、皆さんにアコースティックピアノで練習してもらいたいのですが、難しいと思うので、

生徒さん達も、家での練習の時に、「一本一本の指を意識して動かし、力を入れず、指を上げて下ろす」

「電子ピアノのボリュームを最低でも、最大の7割の音量にして練習をする」を心がけてみてください。

出来る範囲で、最大限の練習をしていくことが大切だと思います。

これが、弾きたい曲を弾けるようになる、一番の近道です。